10万円以下で買える、高ROE&低PER 24社【プライム】編 <割安株特集>

特集
2022年5月7日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証プライム上場企業では530銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROEに注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。また、割安を見分ける基準となる予想PER(株価収益率)が10倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証プライム上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額200億円以上、(3)予想ROEが10%以上、(4)PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※ROE、PER、最低投資金額は6日現在)

なお、8日(日)16時00分に「10万円以下で買える、高ROE&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資   予想  予想

コード 銘柄       金額   ROE  PER

<3315> 日本コークス  13900  12.02  5.90

<7244> 市光工     38100  11.27  6.70

<7593> VTHD    46800  24.03  4.70

<5020> ENEOS   47210  18.71  3.10

<3245> ディアライフ  51900  22.11  6.30

<4005> 住友化     57700  12.38  6.70

<8203> MrMax   61100  10.10  6.80

<3284> フージャース  65300  10.50  7.50

<7599> IDOM    67300  21.48  5.80

<1879> 新日本建    70500  11.45  4.10

<8892> 日エスコン   75200  14.01  8.70

<4202> ダイセル    79200  11.06  8.10

<4188> 三菱ケミHD  82210  14.24  6.10

<6376> 日機装     83900  16.27  4.00

<8005> スクロール   84900  19.40  5.30

<7745> A&Dホロン  86600  15.14  6.90

<9069> センコーHD  89400  10.64  9.00

<1719> 安藤ハザマ   90500  11.07  9.70

<7820> ニホンフラ   96000  12.26  7.10

<4047> 関電化     97200  13.13  7.60

<8051> 山善      98100  10.14  7.90

<3176> 三洋貿易    99000  11.97  6.80

<3546> アレンザHD  99100  15.80  7.00

<7198> アルヒ     100000  13.08  8.60

※単位はROEが%、PERが倍、最低投資金額が円。

※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.