ディズニーが決算受け時間外で株価上昇 ディズニー+の加入者が予想以上に増加=米国株個別
ディズニー<DIS>が引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。行動規制の解除でテーマパークは予想以上に回復したものの、メディア・エンターテインメント部門が予想を下回った。ただ、株価はポジティブな反応。
注目のディズニー+の加入者が予想以上に増加したことで安心感が広がっている。先月にネットフリックス<NFLX>が驚きの加入者の減少を記録したことで、同社の動画配信事業もピークに達するかもしれないという懸念を払拭した。
(1-3月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:1.17ドル)
・売上高:192.5億ドル(予想:201.1億ドル)
メディア・エンターテインメント:136.2億ドル(予想:138.3億ドル)
パーク・リゾート・消費者向け製品:67.0億ドル(予想:61.2億ドル)
・ディズニー+加入者:1.38億人(予想:1.34億人)
・ESPN+加入者:2230万人(予想:2250万人)
・Hulu契約者:4560万人(予想:4660万人)
・ユーザー当たり平均売上高(ARPU)
ディズニー+:4.35ドル(予想:4.47ドル)
ESPN+:4.73ドル(予想:5.33ドル)
(NY時間16:51)時間外
ディズニー<DIS> 108.40(+3.19 +3.03%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美