アナログ・デバイセズ、株価軟調も決算は好調=米国株個別

材料
2022年5月18日 23時56分

半導体のアナログ・デバイセズ<ADI>が取引開始前に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。産業や自動車を始め、全ての事業分野で販売が好調だった。ガイダンスも公表しており、第3四半期の見通しは1株利益、売上高とも予想を上回っている。

同社は声明で「サプライチェーン問題にもかかわらず、需要は堅調に推移し、増産が可能であった」と述べた。

アナリストからも高評価が伝わっており、利益の大幅な伸びと堅実な見通しに「文句をつけどころがない」と述べている。

ただ、本日の米株式市場はリスク回避の雰囲気を強めていることから、同社株も上値が重くなってお、株価は軟調に推移している。

(2-4月・第2四半期)

・1株利益(調整後):2.40ドル(予想:2.11ドル)

・売上高:29.7億ドル(予想:28.4億ドル)

産業:15.0億ドル(予想:14.1億ドル)

通信:4.73億ドル(予想:4.22億ドル)

自動車関連:6.34億ドル(予想:5.71億ドル)

消費者関連:3.64億ドル(予想:3.74億ドル)

・粗利益率(調整後):74.2%(予想:72.1%)

・営業利益率(調整後):50.3%(予想:46.9%)

(5-7月・第3四半期見通し)

・1株利益(調整後):2.32~2.52ドル(予想:2.17ドル)

・売上高:29.5~31.5億ドル(予想:28.9億ドル)

(NY時間10:44)

アナログ・デバイセズ<ADI> 163.49(-0.35 -0.21%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.