19日の株式相場見通し=大幅反落、米株波乱で再びリスクオフ

市況
2022年5月19日 7時59分

19日の東京株式市場は、リスク回避ムードのなか主力株をはじめ幅広く売りに押され、日経平均株価は反落を余儀なくされそうだ。前日の米国株市場では再び売り圧力が顕在化し波乱の展開となった。NYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って急落、NYダウは今年最大の下げ幅を記録し年初来安値を更新した。小売セクター大手企業の決算が冴えず、企業業績に対する不安心理が増幅されている。また、ハイテクセクター中心にグロース株への売りが目立ったことで、ナスダック指数の下落率はNYダウを大きく上回り4.7%を超えた。東京市場では前日まで日経平均が4日続伸で、この間に1160円あまりの上昇をみせたが、空売りの買い戻しが軸となっていた。前日は一時2万7000円台回復も大引けは2万6000円台に押し戻されるなど上値の重さも意識された。ショートカバーが一巡するタイミングに加え、きょうは目先筋の利食い急ぎの動きも想定され、2万6000円台前半まで大きく水準を切り下げる展開が予想される。

18日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1164ドル52セント安の3万1490ドル07セントと4日ぶり急反落。ナスダック総合株価指数は同566.369ポイント安の1万1418.154だった。

日程面では、きょうは4月の貿易統計、3月の機械受注など。海外では5月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月の米中古住宅販売権数、4月の米景気先行指数など。

出所:MINKABU PRESS

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