4月の米経済指標は景気後退の兆候を示していないとの指摘も=米国株

市況
2022年5月20日 1時27分

NY株式19日(NY時間12:16)

ダウ平均   31389.19(-100.88 -0.32%)

ナスダック   11552.10(+133.95 +1.17%)

CME日経平均先物 26530(大証終比:+160 +0.60%)

NY時間の昼に入って米株式市場は徐々に買い戻しが優勢となっており、ダウ平均も100ドル安まで下げ渋っている。一方、IT・ハイテク株は買い戻しが膨らんでおり、主力株がプラス圏に浮上する中、ナスダックはプラス圏での推移を続けている。

市場はリセッション(景気後退)への懸念を強めており、株式市場ではリスク回避の雰囲気が広がっている。ただ、下値では底入れへの期待も根強くあるようで、IT・ハイテク株中心に押し目買いも出ているようだ。

市場からは、最近の米経済指標は短期的に景気後退に陥る危険性を示す兆候はほとんど見られないとの指摘も出ている。米小売売上高の伸びは堅調な個人消費を示し、米鉱工業生産の増加は、サプライチェーンのボトルネックが緩和されれば生産が力強く回復することを示唆しているという。

コアインフレ率がまだ高過ぎる中、経済活動が引き続き堅調であることは、FRBが今後数回のFOMCで0.50%の大幅利上げを推進するという決定を正当化する。しかし、インフレの緩和と経済成長の減速により、FRBは秋までには通常の0.25%利上げに戻るという。

アップル<AAPL> 139.98(-0.84 -0.60%)

マイクロソフト<MSFT> 257.49(+3.41 +1.34%)

アマゾン<AMZN> 2188.47(+46.22 +2.16%)

アルファベットC<GOOG> 2257.99(+9.97 +0.44%)

テスラ<TSLA> 727.38(+17.57 +2.48%)

メタ・プラットフォームズ<FB> 195.00(+2.76 +1.44%)

AMD<AMD> 99.67(+3.39 +3.52%)

エヌビディア<NVDA> 176.20(+6.82 +4.03%)

ツイッター<TWTR> 36.90(+0.05 +0.13%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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