東京株式(前引け)=前日比309円高、アジア株高など追い風に
20日前引けの日経平均株価は前日比309円52銭高の2万6712円36銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億112万株、売買代金は1兆4960億円。値上がり銘柄数は1083、値下がり銘柄数は666、変わらずは88銘柄だった。
日経平均株価は、寄り付きが小幅高でスタートしたが、午前10時以降は買いの勢いが強まり上昇幅は300円を超した。時間外のNYダウ先物が上昇しているほか、中国・上海市場や香港、シンガポールなどアジア市場が値を上げていることも買い安心感につながっている。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、ソニーグループ<6758>などハイテク株が高く、ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>が値を上げた。日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>など海運株も買われた。半面、キーエンス<6861>や三菱重工業<7011>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が値を下げた。