ダウ平均は600ドル超上昇 米国における景気後退のリスクはなお低い=米国株

市況
2022年5月27日 2時19分

NY株式26日(NY時間13:09)

ダウ平均   32740.62(+620.34 +1.93%)

ナスダック   11786.41(+351.67 +3.08%)

CME日経平均先物 27025(大証終比:+415 +1.54%)

きょうの市場はリスク選好の雰囲気が広がる中で、米株式市場にも買い戻しの動きが広がっており、ダウ平均は600ドル超の上げ幅となっている。ダウ平均は先週まで8週連続で下落していた。今週はこれまでのところ好調に推移しており、今週は9週間ぶりの週足陽線を描きそうな気配となっている。

値ごろ感からの底打ち期待が高まっているほか、前日のFOMC議事録を受けて、秋にもFRBが一旦利上げを停止するのではとの期待感が株式市場の買い戻しを誘発している模様。

これまで、高インフレとFRBの積極利上げによるリセッション(景気後退)への不安が株式市場を席巻していた。しかし、一部からは、米国で今後1年間に景気後退が起こる確率は依然としてゼロに近いとの指摘も出ている。景気後退を示唆する唯一の指標は消費者信頼感だけで、ISM指数の新規受注指数や建築許可などの多くの先行指標は回復力を示しているという。

また、米国債のイールドカーブの逆イールドが解除されていることも景気後退リスクを低下させているという。NY連銀を始め、一部の調査機関はイールドカーブを使って景気後退確率を算出しているが、いずれも1年後の米国の景気後退の確率は1桁台となっており、1960年代以降、すべての景気後退の前に到達していた30%の水準は下回って推移しているという。

アップル<AAPL> 144.09(+3.57 +2.54%)

マイクロソフト<MSFT> 266.35(+3.83 +1.46%)

アマゾン<AMZN> 2250.18(+114.68 +5.37%)

アルファベットC<GOOG> 2175.19(+58.40 +2.76%)

テスラ<TSLA> 713.08(+54.28 +8.24%)

メタ・プラットフォームズ<FB> 191.21(+7.38 +4.01%)

AMD<AMD> 100.02(+7.37 +7.95%)

エヌビディア<NVDA> 179.07(+9.32 +5.49%)

ツイッター<TWTR> 39.11(+1.95 +5.25%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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