芝浦機が大幅高、EV・再生可能エネ関連の需要拡大で今期増収増益へ
芝浦機械<6104>が大幅高。26日の取引終了後、中国のロックダウンによる影響で開示を延期していた22年3月期決算を発表、売上高は前の期比16.3%増の1077億7700万円、最終損益は前の期の赤字から黒字転換となる37億2500万円で着地。続く23年3月期業績予想についても良好な見通しを示しており、業績回復が鮮明となったことを好感した買いが入っているようだ。
今期の売上高は前期比11.3%増の1200億円、最終利益は12.7%増の42億円の見通し。引き続き電気自動車(EV)や再生可能エネルギー関連の需要拡大が追い風となる見込みで、リチウムイオン電池向けセパレーターフィルム製造装置の増産体制の構築などを進めるという。年間配当予想は前期から据え置きの75円とした。