ステラファが急落、「SPM-011」開発計画の変更を嫌気
ステラファーマ<4888>が急落。26日の取引終了後、再発悪性神経膠腫を対象とした「SPM-011」について、治験データを評価するための追加データ取得に向けた調査を中止し、開発計画を変更すると発表。これを嫌気した売りが出ているようだ。
新たな開発計画については、現時点で未定としている。終了している第2相臨床試験において、主要評価項目である生存率が患者背景因子の影響を受ける可能性があること、単群試験であり症例数が小規模な試験データであることが承認申請の可否に関するネックになっているという。同社では、これらの要素を排除するため新たな試験の実施を視野に入れ、関係者とも協議した上で引き続き開発計画の立案に取り組んでいく方針。なお、開発計画変更に伴う今期の業績予想や事業計画への影響は精査中としている。