30日の株式相場見通し=続伸、2万7000円台回復へ

市況
2022年5月30日 8時00分

週明け30日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均株価は続伸する可能性が高い。フシ目の2万7000円大台を回復しそうだ。前週末の米国株市場ではNYダウが570ドルあまりの急伸でほぼ高値引けという非常に強い値動きを示した。週間ベースでも9週ぶりの上昇で買い戻しが顕著な週となった。またハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も高値引けで3日続伸となり、1万2000台を終値で15営業日ぶりに回復している。前週はFOMC議事要旨の内容が明らかとなり。FRBによる金融引き締めに対する行き過ぎた警戒感が後退したことがショートカバーを加速させる背景となった。東京市場は、ここ米国市場との連動性が薄れていたが、きょうは上値追いを鮮明とする公算が大きい。ただし、日経平均2万7000円台前半は戻り売り圧力も意識されそうだ。きょうは米国株市場が休場となるためその分だけ外国人投資家の動きは鈍く、積極的に上値を買い進む動きは限定的となる可能性もある。

前週末27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比575ドル77セント高の3万3212ドル96セントと6日続伸。ナスダック総合株価指数は同390.481ポイント高の1万2131.131だった。

日程面では、きょうは5月の独消費者物価指数(CPI)など。また、メモリアルデーの祝日で米国市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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