話題株ピックアップ【夕刊】(3):石原ケミ、DDHD、石井鉄
■石原ケミカル <4462> 1,300円 +31 円 (+2.4%) 本日終値
石原ケミカル<4462>は3日続伸。正午ごろ、2025年3月期に売上高252億円(22年3月期190億3600万円)、営業利益38億6000万円(同23億5500万円)を目指す中期経営計画を策定したと発表しており、これを好感した買いが入った。隣接分野・新地域への参入によりプラスアルファの売り上げを創造するほか、先端半導体用めっき液など付加価値の高い製品や、新製品の導入・拡販による市場拡大を図る。
■DDホールディングス <3073> 595円 +12 円 (+2.1%) 本日終値
DDホールディングス<3073>は続伸し連日で年初来高値を更新。30日の取引終了後、東京証券取引所が上場廃止に係る猶予期間銘柄の指定を解除したことが好感された。同社は21年2月期に債務超過となったのに伴い上場廃止に係る猶予期間銘柄となっていたが、30日に有価証券報告書を関東財務局に提出し、22年2月期に債務超過を解消したことから解除された。
■石井鐵工所 <6362> 2,911円 +46 円 (+1.6%) 本日終値
石井鐵工所<6362>は反発。30日の取引終了後、上限を10万株(発行済み株数の2.70%)とする自社株を、31日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表しており、これが好感された。
■まんだらけ <2652> 604円 +8 円 (+1.3%) 本日終値
まんだらけ<2652>は3日ぶり反発。30日の取引終了後に発表した4月度の月次売上高が前年同月比6.7%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。3月下旬で「まん延防止等重点措置」が解除となり客足が戻ったことに伴い店頭販売が伸びた。また、電脳ショップ「ありある」を含む通信販売も堅調に推移した。
■ココペリ <4167> 821円 +2 円 (+0.2%) 本日終値
ココペリ<4167>が高い。同社はきょう、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を運営するeiicon company(東京都港区)と業務提携したと発表。この提携により、ココペリが提供する中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance(ビッグアドバンス)」内の機能のひとつであるオープンイノベーションの活性化と中小企業の新商品開発や新事業領域への進出を支援するとしている。
■ミナトホールディングス <6862> 457円 +14 円 (+3.2%) 本日終値
30日に発表した「Mattrzと業務提携」が買い材料。
子会社パイオニア・ソフトが傘下のベトナム現地法人の全出資持ち分をMattrz社へ譲渡するとともに、Mattrzと戦略的協業に向けて業務提携する。
■Jテック・C <3446> 2,310円 +33 円 (+1.5%) 本日終値
30日に発表した「2030年に売上高150億円目標」が買い材料。
長期成長戦略を策定。2030年に売上高150億円(22年6月期計画は17億円)、経常利益率25%を目指す。
■穴吹興産 <8928> 2,375円 +25 円 (+1.1%) 本日終値
30日に決算を発表。「今期経常を一転17%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ」が好感された。
穴吹興産 <8928> [東証S] が5月30日大引け後(17:00)に決算を発表。22年6月期第3四半期累計(21年7月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比25.6%増の48億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→65億円(前期は55.4億円)に30.0%上方修正し、一転して17.2%増益を見込み、一気に3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
■アスクル <2678> 1,450円 -29 円 (-2.0%) 本日終値
30日に発表した「5月単体売上高は0.4%減」が売り材料。
5月単体売上高は前年同月比0.4%減と2ヵ月連続で前年割れとなった。
■日本アンテナ <6930> 655円 -10 円 (-1.5%) 本日終値
30日に決算を発表。「今期経常は赤字継続へ」が嫌気された。
日本アンテナ <6930> [東証S] が5月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期の連結経常損益は12.2億円の赤字(前の期は2.3億円の黒字)に転落し、23年3月期は11.7億円の赤字とほぼ横ばい見通しとなった。
●ストップ高銘柄
セルム <7367> 1,099円 +150 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース