ダウ平均は7日ぶりに反落 買い戻しのモメンタム一服=米国株序盤

市況
2022年5月31日 23時22分

NY株式31日(NY時間10:11)

ダウ平均   32828.56(-384.40 -1.18%)

ナスダック   11943.89(-187.24 -1.59%)

CME日経平均先物 27185(大証終比:-75 -0.28%)

きょうのNY株式市場でダウ平均は7日ぶりに反落。下げ幅は一時400ドルを超えた。先週の買い戻しのモメンタムが本日は一服している。先週は小売セクターの堅調な業績とインフレのピークアウトへの期待が投資家心理を高揚させ値ごろ感の買い戻しを膨らませていた。しかし、米国および世界のインフレが成長を鈍化させるとの懸念も根強く、底打ちかどうかは疑問も多く聞かれる。

インフレと成長鈍化は今やコンセンサスとなっているが、だからといって現行の株価がそれを完全に割り引いたわけではないという。株価が上昇すればするほど、FRBはよりタカ派的になると指摘している。

急激な株価下落が起こるかもしれない。弱気相場の構築はプロセスがあり、まださらに下落する可能性もあるとの声も聞かれた。

きょうは原油高と伴にエネルギー株が上昇。EU首脳がロシアからの原油輸入の大半を禁止することに合意した。

エクソンモービル<XOM> 99.01(+1.42 +1.46%)

シェブロン<CVX> 179.38(+1.10 +0.62%)

オキシデンタル<OXY> 71.66(+0.80 +1.13%)

アップル<AAPL> 147.08(-2.56 -1.71%)

マイクロソフト<MSFT> 269.08(-4.16 -1.52%)

アマゾン<AMZN> 2314.53(+11.60 +0.50%)

アルファベットC<GOOG> 2252.53(-3.45 -0.15%)

テスラ<TSLA> 738.61(-21.03 -2.77%)

メタ・プラットフォームズ<FB> 192.08(-3.05 -1.56%)

AMD<AMD> 100.22(-2.04 -2.00%)

エヌビディア<NVDA> 183.71(-4.40 -2.34%)

ツイッター<TWTR> 39.46(-0.71 -1.77%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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