HPが決算受け時間外で株価小幅高=米国株個別
HP<HPQ>が引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。アップグレードを行う企業からの需要が堅調に推移した。売上高の大部分はデスクトップPCの法人需要。
ただ、パソコンやプリンターに対する一般消費者の支出が減少しており、同社が抱える潜在的な問題も示唆している。ノートPCの販売台数は23%の減収となったほか、プリンターも7%の減収となった。ハードウェアの総販売台数は23%減少している。
ロレスCEOは、「消費者向けの減速は低価格帯の製品や欧州、中国で特に顕著だったが、プレミアム機やゲームでは強い需要があった」と述べた。?
株価は時間外で小幅高。
?
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:1.05ドル)
・売上高:165.0億ドル(予想:161.4億ドル)
パーソナルシステムズ:115億ドル(予想:112億ドル)
プリンティング:49.6億ドル(予想:49.5億ドル)
・営業利益率(調整後):8.8%(予想:8.7%)
・FCF:4億ドル(予想:10.3億ドル)
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.03~1.08ドル(予想:1.04ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.24~4.38ドル(従来:4.18~4.38ドル)(予想:4.26ドル)
・FCF:45億ドル以上(予想:44.8億ドル)
(NY時間17:12)時間外
HP<HPQ> 38.90(+0.06 +0.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美