キャンバスが急伸、「CBP501」臨床試験の順調な進捗を好感
キャンバス<4575>が商い伴い急伸。一時50円高はストップ高となる236円まで上昇した。1日の取引終了後、抗がん剤候補化合物「CBP501」の臨床第2相試験の月間進捗状況を発表。順調な進捗状況にあることを明らかにしており、これを好感した買いが入っているようだ。
5月中旬にステージ1登録予定数の半数18人に到達し、その後も順調に被験者登録が進んでいるほか、臨床試験実施施設数も当初予定の20施設に達し新規開設を完了したという。会社側では、臨床試験の予定が前倒しになることはきわめて異例としており、これまでのCBP501のデータの有望性などから臨床試験現場が積極的に組み入れを進めていることが伺えるとしている。5月中旬までに組み入れられた被験者のデータが出揃う8~9月メドに更に詳細な報告を行う見通し。