アルチザの第3四半期累計営業利益は通期計画を上回って着地
アルチザネットワークス<6778>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(21年8月~22年4月)連結決算を発表しており、売上高35億6800万円、営業利益14億4600万円、純利益9億1300万円となった。会計基準の変更に伴い前年同期比との比較はないものの、営業利益は通期計画を上回って着地した。
20年3月に国内大手通信事業者が5Gの商用サービスを開始したことで5G向けの研究開発が引き続き積極的に行われており、同社でも5Gのフラッグシップ製品である「DuoSIM-5G」を国内の通信事業者及び基地局メーカーに拡販した。また、岩手県滝沢市の「滝沢テレコムテストセンター」でのテストサービスの拡大、ローカル5G向け商材の販売などに注力したことも奏功した。
なお、22年7月期通期業績予想は、売上高45億円、営業利益14億円、純利益9億4400万円の従来見通しを据え置いている。