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株価指数先物【引け後コメント】 NT倍率は14.38倍まで上昇、NTロングが本格的に強まる可能性も

市況
2022年6月3日 18時05分

大阪6月限

日経225先物 27790 +330 (+1.20%)

TOPIX先物 1933.5 +5.5 (+0.28%)

日経225先物(6月限)は、前日比330円高の2万7790円で取引を終了。寄り付きは2万7720円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7775円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まると、現物の寄り付き直後には2万7790円まで上げ幅を広げた。4月の戻り高値(2万7760円)を上回ったことで、目先達成感により前場半ばに2万7620円まで上げ幅を縮めたものの、オプション権利行使価格の2万7625円水準での底堅さが意識された。前引けにかけては2万7700円を上回り、後場は2万7750円の権利行使価格水準での保ち合いを継続するなか、引けにかけて一時2万7800円と朝方につけた高値を更新する場面も見られた。

日経225先物は、3日の米国で雇用統計やISM非製造業景況指数の発表を控えていることもあり、ギャップアップからの朝方の上昇後は、全体としてはこう着感の強い相場展開だった。ただし、オプション権利行使価格の2万7625円水準での底堅さが見られるなか、後場は2万7750円の権利行使価格水準での高値保ち合いを継続しており、引けにかけては短期筋のショートカバーによって2万7800円を付けた格好だろう。

本日は好調な月次売上高を発表したファーストリテイリング <9983> [東証P]が日経平均株価を1社で130円超押し上げたほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株がけん引した格好だった。ただし、ファーストリテイリングは月次を手掛かりとしたロングの動きが加わったと見られる一方で、東京エレクトロンやソフトバンクグループは直近の保ち合いレンジでの推移であるため、インデックスに絡んだ商い以外は積極的な買いは入っていないように映る。

そのため、先高期待による資金流入というよりは、メジャーSQを控えるなか、急ピッチの上昇に対するヘッジ対応の動きが大きく影響しているだろう。米雇用統計の結果を受けて弱含む局面があったとしても、米主要指数に25日移動平均線を支持線とした底堅さが見られるようであれば、日経225先物は2万7750円~2万8000円の権利行使価格での推移が意識されやすく、ヘッジ対応の動きが一段と強まる可能性もありそうだ。

また、NT倍率は先物中心限月で14.38倍まで上昇する場面があった。4月以降の上値抵抗線レベルであった14.30倍を明確に上放れる格好である。52週線水準までの上昇によって、いったんはNTロングのリバランスが意識されよう。ただし、リバランスのなかで14.30倍辺りで底堅い値動きを見せてくるようだと、昨年2月の15.68倍をピークに続いていた調整トレンドが転換し、本格的にNTロングの動きを強めてくる可能性がありそうだ。

手口面では、日経225先物はABNアムロが3000枚程度売り越しており、裁定買い(現物買い・先物売り)に絡んだ商いと見られる。一方で、みずほが1280枚、ゴールドマンが930枚、クレディスイスが600枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はゴールドマンが3170枚、バークレイズが1510枚、野村が1500枚程度の売り越しに対して、みずほが3980枚、大和が2830枚程度の買い越しだった。ゴールドマン、みずほ、大和はロールオーバーの商いとなる。

株探ニュース

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