ツイッターが下げ渋る 買収成立に向けマスク氏と情報共有継続と表明=米国株個別
NY時間の昼に入ってツイッター<TWTR>が下げ渋る動きを見せている。同社の買収に関してマスク氏が、「ツイッターがスパムや偽アカウントに関する情報を提供しないのは、買収合意に違反している」と主張したことが明らかとなり、きょうのIT・ハイテク株は買い戻しが膨らんでいたにもかかわらず、同社株は序盤に売りが強まっていた。一時37ドル台まで下落していたが、現在は39ドル台半ばまで戻している。
ツイッター側の声明が先ほど伝わり、マスク氏のスパムや偽アカウントに関する情報提供要求に対し、両者の合意に沿って情報共有を継続すると回答した。「合併契約の条項に従って取引を完了させるために、マスク氏と協力的に情報共有を続けており、今後も続けていく。われわれはこの合意がすべての株主にとって最善の利益であると信じている」と述べた。
(NY時間12:14)
ツイッター<TWTR> 39.49(-0.67 -1.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美