東京株式(前引け)=続伸、米株高と円安好感しリスク選好続く

市況
2022年6月8日 11時48分

8日前引けの日経平均株価は前営業日比264円97銭高の2万8208円92銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億6821万株、売買代金概算は1兆5014億円。値上がり銘柄数は1469、対して値下がり銘柄数は309、変わらずは59銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く買い優勢の展開となり、日経平均株価は2万8000円台を回復した。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数が朝安後に切り返したほか、外国為替市場で1ドル=133円台に入る急速な円安が進んでいることで、これを手掛かり材料にリスクを取る動きが優勢となっている。日経平均は前日まで3日続伸しており、目先利食い圧力も観測されるが、買い意欲は旺盛で寄り後も日経平均は次第に下値を切り上げる展開となっている。全体の8割に当たる銘柄が上昇している。

個別ではレーザーテック<6920>が買い優勢、ソフトバンクグループ<9984>も商いを伴い高い。INPEX<1605>が上昇し、三菱重工業<7011>の上値追いも続いている。日本電産<6594>も値を上げた。日揮ホールディングス<1963>が値上がり率トップに買われ、クミアイ化学工業<4996>、神戸物産<3038>なども値を飛ばした。半面、日本郵船<9101>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。第一生命ホールディングス<8750>も安い。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、アークランドサカモト<9842>、エムアップホールディングス<3661>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS

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