HISが大幅続落、第2四半期最終損益は赤字幅拡大
エイチ・アイ・エス<9603>が大幅続落している。13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年11月~22年4月)連結決算が、売上高684億9100万円、営業損益281億3000万円の赤字、最終損益が269億1100万円の赤字となり、会計基準の変更に伴い前年同期との比較はないものの、単純比較で最終損益の赤字が拡大したことが嫌気されている。
旅行事業が需要回復基調にあることから実質増収となったほか、エネルギー事業以外の大半の事業で営業利益も実質改善したが、HTBエナジー売却に伴う損失や減損損失、臨時休業による損失などを計上した結果、最終損益は悪化した。なお、22年10月期通期業績予想は引き続き未定としている。