ユニリタ Research Memo(10):安定かつ持続的な増配を目指す。2023年3月期も1円増配の年間68円を予想

特集
2022年6月14日 15時10分

■株主還元

ユニリタ<3800>は、これまでの連結配当性向基準に代わり、2019年3月期からは株主資本配当率(DOE)を基準とした配当方針に変更している。先行投資などによる期間損益の変動に影響されず、安定かつ持続的な維持・増配を目指すところに狙いがある。

2022年3月期の配当については、前期比1円増配の年間67円(中間33円、期末34円)を実施した(DOE4.6%)。2023年3月期についても、前期比1円増配の年間68円(中間34円、期末34円)を予想しており、実現すれば5期連続の増配となる。安定かつ持続的な増配が実践されているところは評価すべきポイントと言える。

また、2021年11月には、株主還元及び資本効率の向上を目的として、自己株式の取得(取得株数145,000株、取得価額の総額266,220,000円)及び消却(消却株数500,000株、消却前発行済株式総数の5.88%)を実施した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《YM》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.