ヤーマンが急反発、23年4月期営業45%増益見通しで初の100億円台へ
ヤーマン<6630>が急反発、一時218円高の1458円まで買われる場面があった。前日は全体地合い悪のなか一時1200円近辺まで売られたが、25日移動平均線近辺で下げ止まり下ヒゲを形成、きょうは急速に切り返す展開となっている。家庭用美容機器や健康機器を製造販売するが、コロナ禍にあっても業績は絶好調に推移している。
14日取引終了後に発表した22年4月期決算は営業利益が前の期比13%増の68億8000万円と2ケタ成長を達成し過去最高利益を更新、更に23年4月期は前期比45%増の100億円予想と伸びが加速する見通しにあり、これを材料視する買いが集中している。今期は前期に実施した広告宣伝・研究開発を中心とした積極投資が回収局面に入り収益を押し上げる効果をもたらす。なお、前期の年間配当は従来予想の4円から8円50銭に増額しており、今期も8円50銭を継続する計画にある。