東京株式(前引け)=大幅反発、米株高好感も買い一巡後は伸び悩む

市況
2022年6月16日 11時50分

16日前引けの日経平均株価は前営業日比367円89銭高の2万6694円05銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億6517万株、売買代金概算は1兆3371億円。値上がり銘柄数は1529、対して値下がり銘柄数は265、変わらずは44銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、久々にリスクを取る動きが優勢となり日経平均は大幅反発に転じている。前日の米国株市場では、FOMC通過後にハイテク株を中心に買い戻しの動きが活発化し主要株価指数が上昇、これを受けて東京市場でも市場センチメントが改善した。外国為替市場は不安定な動きだが、きょう取引時間中はドル買い・円売りの動きが活発化し、1ドル=134円台後半まで円安が進んだことで自動車株など輸出株に追い風となった。ただ、買い一巡後は戻り売り圧力も表面化し、前引けにかけ日経平均は伸び悩んでいる。個別では全体の83%にあたる銘柄が上昇している。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>などが高く、トヨタ自動車<7203>も堅調。ファーストリテイリング<9983>の上昇が目立つほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。三菱重工業<7011>も買い優勢となった。オークネット<3964>が急騰、インテリジェント ウェイブ<4847>の上値追いも続いている。マルハニチロ<1333>も物色人気。半面、川崎汽船<9107>が軟調、新光電気工業<6967>も売られた。マネジメントソリューションズ<7033>が下げ止まらず、KLab<3656>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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