KBホームが決算受け上昇 粗利益率改善と営業レバレッジ強化が寄与=米国株個別

材料
2022年6月23日 23時09分

住宅建設大手のKBホーム<KBH>が上昇。前日引け後に3-5月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスでは、住宅売上高の見通しレンジを縮小した。

同社のメッツァーCEOは声明で「第2四半期は売上高、営業利益、1株利益ともに前年比で大幅に増加し、好調な業績を達成することができた。現在、2024年までの引き渡し目標を支えるために必要なすべてのロットを所有または管理している」と述べた。

アナリストからも前向きなコメントが聞かれ、「第2四半期の好調な1株利益は予想以上の粗利益率改善と営業レバレッジの強化によってもたらされた。通期のガイダンスは主に平均販売価格の改善により引き上げられた」と述べている。好調な受注価格と受注残が利益率に好影響を与えたという。

また、同アナリストは、同社の周期的な安定可についても指摘している。

(3-5月・第2四半期)

・1株利益(調整後):2.32ドル(予想:2.02ドル)

・売上高:17.2億ドル(予想:16.5億ドル)

・住宅粗利益率(調整後):25.3%

・引き渡し件数:3469件(予想:3396件)

・受注件数:3914件(予想:4078件)

・受注残件数:12331件(予想:12568件)

・受注残金額:61.2億ドル(予想:62.5億ドル)

・平均販売額:49万ドル(予想:49万ドル)

(通期見通し)

・住宅売上高:73~75億ドル(従来:72~76億ドル)

・平均販売額:50万ドル(予想:49~50万ドル)

(NY時間09:59)

KBホーム<KBH> 28.09(+1.86 +7.08%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.