24日の株式相場見通し=強含み推移か、米株反発も上値は重い展開に

市況
2022年6月24日 8時00分

24日の東京株式市場は、強弱観対立のなかも強含みで推移することが予想される。日経平均株価は2万6000円台前半で売り物をこなす展開が予想される。前日の欧州株市場は全面安に売り込まれたが、米国株市場では自律反発狙いの買いが優勢となった。NYダウが190ドルあまりの上昇を示したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も反発し、上昇率でNYダウを上回っている。米10年債利回りが一時3.0%まで低下し、これがハイテク系グロース株や消費周辺株を刺激する格好となった。ただ、相場は不安定でNYダウは取引時間中に200ドル近く下げる場面もあった。東京市場では、米国株が高く引けたことは追い風となるものの、積極的に上値を買い進む動きは期待しにくい。米国では発表された6月の製造業PMIが低水準で景気後退に対する警戒感が強まっており、米長期金利低下を背景に外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=135円台を下回る水準まで円高が進んだことは、輸出株セクターにはマイナス材料となる。 

23日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比194ドル23セント高の3万677ドル36セントと反発。ナスダック総合株価指数は同179.113ポイント高の1万1232.193だった。

日程面では、きょうは5月の全国消費者物価指数(CPI)、5月の企業向けサービス価格指数など。海外では6月の独Ifo企業景況感指数、6月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)、5月の米新築住宅販売件数など。

出所:MINKABU PRESS

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