外為サマリー:一時1ドル135円20銭台に戻す、ゴトー日に伴うドル需要を意識

通貨
2022年6月24日 10時11分

24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=135円12銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル安・円高となっている。

23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円95銭前後と前日に比べて1円30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数や6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が低調な内容だったことを受け、一時134円27銭まで軟化した。

ただ、日米金融政策の方向性の違いから積極的にはドルを売りにくい面もあり、その後は下げ渋る動きとなっている。東京市場では午前9時00分ごろに134円65銭まで押される場面もあったが、きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいこともあって午前9時30分ごろには135円22銭まで値を戻した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0517ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円10銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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