レンディングツリーが下落 第2四半期のガイダンスを下方修正=米国株個別

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2022年6月24日 23時40分

不動産金融のレンディングツリー<TREE>が下落。前日引け後に4-6月期(第2四半期)のガイダンスも公表し、売上高を2.59億-2.64億ドルを下方修正したほか、EBITDAも2600万-2900万ドルに下方修正した。

同社は声明で「保険分野は第4四半期の底からの回復は続いているものの、提携先の企業の需要が不安定なため、回復は予想より遅れている」と述べた。第1四半期の決算発表時に提示した通期ガイダンスを現在見直し中であり、来月の第2四半期決算の正式決算発表時に修正した見通しを提示する予定だという。

ただ、目先の逆風にもかかわらず、バランスシートは極めて堅固で、キャッシュフロー創出も引き続き期待でき、強靭な経営体質を維持しているとも述べた。

今回の発表を受けアナリストからは、「同社株は5月5日の第1四半期の決算発表後、30%下落している。市場は住宅ローン金利の急速な上昇で下方修正を予想していたものと思われる。現在の環境下では、住宅部門よりも保険部門の方が早い回復が予想される」との指摘も聞かれた。

(4-6月・第2四半期見通し)

・売上高:2.59~2.64億ドル(従来:2.83~2.93億ドル)(予想:2.87億ドル)

・EBITDA(調整後):2600~2900万ドル(予想:3500~4000万ドル)(予想:3710万)

(NY時間10:28)

レンディングツリー<TREE> 50.08(-4.79 -8.73%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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