セントラル総の異彩高続く、指標面の割安さと信用買い残など需給面でも軽さ
セントラル総合開発<3238>は強力な上昇波動を形成、不動産セクターの中小型成長株として投資資金の攻勢が続いている。きょうは一時11%を超える上昇で660円台まで水準を切り上げ、2011年2月につけた高値670円に11年4カ月ぶりに肉薄する展開となっている。「クレア」ブランドで分譲マンションを全国展開しており、足もとの業績は好調、23年3月期は営業利益段階で前期比18%増の14億円を見込んでいる。PER8倍台、PBR0.7倍台と株価指標面で割安感があるほか、信用買い残も株価急伸過程でほとんど増加しておらず、株式需給面でも軽さが意識されている。