ソフトフロンは大幅高、非開示だった23年3月期営業は黒字浮上へ
ソフトフロントホールディングス<2321>が大幅高で、一時3月28日につけた年初来高値110円にツラ合わせした。同社は27日取引終了後に、これまで非開示としていた23年3月期通期の連結業績予想を公表。営業損益の見通しを3000万円の黒字(前期は1700万円の赤字)としていることが好感されているようだ。
売上高は前期比2.1倍の8億円を見込む。同社は既存事業の再構築と事業基盤の強化、財務基盤の充実と戦略的な投資計画の実行、資本・業務提携、M&Aによる業容の拡大に取り組んでおり、業績はそれらの実施時期・状況によって大きく変動することから未定としていた。
また、子会社のサイト・パブリスがコンテンツ・マネジメント・システムの新たな製品「SITE PUBLIS Connect(サイト パブリス コネクト)」を開発し、サービスの提供を開始することもあわせて発表。同製品は、さまざまなwebサイト/コンテンツ配信基盤の構築プロジェクトで、「低コスト」「短時間」での完成が実現可能になるとしており、販売開始は8月を予定している。