東京株式(前引け)=反落、強弱観対立も目先利益確定売りに押される

市況
2022年6月28日 11時49分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比40円58銭安の2万6830円69銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億8363万株、売買代金概算は1兆3538億円。値上がり銘柄数は1011、対して値下がり銘柄数は723、変わらずは104銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均が前日終値を挟み方向感の定まらない動きをみせた。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに軟調な動きだったことで、東京市場でもリスクを積極的に取りに行く動きはみられなかった。朝方は売り物を吸収し日経平均はプラス圏で推移し2万7000円台に乗せる場面もあったが、前場後半に軟化。前週末と週明けの2営業日合計で700円の上昇をみせていたこともあり、目先筋の利益確定の動きが上値を押さえた。ただ、値上がり銘柄数が値下がり数を上回り、TOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。

個別では川崎汽船<9107>が大商いで買い優勢の展開となったほか、ファーストリテイリング<9983>も堅調。東京電力ホールディングス<9501>も上値指向をみせている。三菱重工業<7011>も高い。KLab<3656>が急騰、ロードスターキャピタル<3482>の上げも目立つ。チェンジ<3962>、クミアイ化学工業<4996>なども大幅高。半面、東京エレクトロン<8035>が下落、レーザーテック<6920>も売り物に押された。SUMCO<3436>が値を下げ、メルカリ<4385>も安い。日本電産<6594>も軟調。SREホールディングス<2980>が大幅安、アイスタイル<3660>も下値を探った。

出所:MINKABU PRESS

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