パレモ・HDは続急伸、第1四半期は営業損益が黒字転換

材料
2022年6月29日 9時33分

パレモ・ホールディングス<2778>は続急伸し年初来高値を更新している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高46億6100万円(前年同期比11.0%増)、営業利益1億7200万円(前年同期2億4600万円の赤字)、最終利益1億5300万円(同2億9600万円の赤字)と黒字転換し、営業利益の上期計画に対する進捗率が69%に達したことが好感されている。

3月下旬にまん延防止等重点措置が全面的に解除されたことを受けて、既存店売上高が前年同期比13.3%増となったことが業績を牽引した。アパレル事業では、4月に入り気温が上昇に転じたことで初夏シーズン商品の需要が高まった一方、雑貨事業では300円均一雑貨ショップの「illusie300」における新規出店やアパレルからの業態変更を行ったことが寄与した。

なお、23年2月期通期業績予想は、売上高177億円(前期比1.2%減)、営業利益3億5000万円(前期7億900万円の赤字)、最終利益3億3000万円(同13億9300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

同時に、株主優待制度を一時休止すると発表した。将来の成長投資に耐え得る財務状況へと改善することが現時点での最優先課題であると判断したとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.