東京株式(前引け)=反落、米株安を受け一時360円強の下げ

市況
2022年6月29日 11時48分

29日前引けの日経平均株価は前営業日比289円48銭安の2万6759円99銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億1319万株、売買代金概算は1兆3635億円。値上がり銘柄数は583、対して値下がり銘柄数は1164、変わらずは87銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く売りに押される展開となった。前日の米国株市場では、経済指標発表を受けた投資家心理の悪化を背景にNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅安に売り込まれた。これを受け東京市場でもリスク回避ムードが強まった。日経平均は前日まで4日続伸で900円も水準を切り上げており、その反動できょうは目先筋の売り急ぎを誘発した。一時は360円強の下げをみせたが、下値で押し目買いが入り前引けは下げ渋っている。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄が安いほか、ソニーグループ<6758>も軟調。川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>なども売りに押された。ファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>なども下落した。ピックルスコーポレーション<2925>が急落、新日本科学<2395>、日本電気硝子<5214>の下げも目立った。半面、東京電力ホールディングス<9501>が逆行高、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も値を上げた。富士通<6702>が上昇、資生堂<4911>も高い。スギホールディングス<7649>が大幅高、アスクル<2678>、ロードスターキャピタル<3482>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.