外為サマリー:1ドル136円60銭前後で推移、日経平均の下落などが重荷

通貨
2022年6月30日 10時41分

30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円60銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭弱のドル高・円安となっている。

29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円59銭前後と前日に比べて40銭強のドル高・円安で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がインフレ抑制を優先する姿勢を改めて示したことで、日米金融政策の方向性の違いに着目したドル買い・円売りで一時137円00銭と約24年ぶりの水準まで上伸した。

ただ、その後は高値警戒感からやや上値が重くなっており、この日の東京市場も上げ一服商状。きょうは四半期末・月末のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって朝方には136円81銭をつける場面もあったが、日経平均株価の続落や米長期金利の低下基調が重荷となるかたちで伸び悩んでいる。また、今晩に5月の米個人消費支出の発表を控えていることもドル買いを手控えさせているようだ。一方、ユーロは前日に発表された6月のドイツ消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことなどから軟調な動きとなっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0442ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0070ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円63銭前後と同40銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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