話題株ピックアップ【夕刊】(1):サンリオ、エネチェンジ、レオパレス

注目
2022年6月30日 15時12分

■サンリオ <8136>  3,085円  +373 円 (+13.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ

サンリオ<8136>が急騰。同社株は前日こそ上昇一服となったものの、6月下旬を境に上値追いを鮮明としている。「ハローキティ」をはじめとした人気キャラクター商品の販売やライセンスビジネスを展開するが、海外戦略にも余念がない。29日取引終了後、子会社サンリオ上海がアリババ集団<BABA>のグループ企業であるAlifish社と中国大陸におけるマスターライセンス契約を締結すると発表、これが株価を強く刺激する材料となった。契約期間は来年1月1日からの5年間で、サンリオ上海はロイヤルティー収入を得るが、中国市場におけるサンリオのブランド価値向上に向けた経営戦略の観点からも注目されている。

■三共生興 <8018>  635円  +70 円 (+12.4%)  本日終値

三共生興<8018>は急騰。29日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を300万株(発行済み株数の6.74%)、または18億5000万円としており、取得期間は7月1日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためという。

■ENECHANGE <4169>  1,537円  +129 円 (+9.2%)  本日終値

ENECHANGE<4169>は続伸、6月中旬を境に急勾配の上昇トレンドを形成中だ。電力・ガス切り替えプラットフォームを展開しており、法人向けクラウド型DX支援サービスも行う。また電気自動車(EV)充電サービスに積極的に経営資源を投下し、育成を図っている。そうしたなか、29日取引終了後に2027年までに新EV充電ブランド「ENECHANGE EV CHARGE」の3万台設置を目指し最大300億円を投資することを発表、足もとではこれを評価する形で買い人気が加速している。

■レオパレス21 <8848>  286円  +16 円 (+5.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位

レオパレス21<8848>が5連騰。29日の取引終了後、22年3月期に債務超過を解消したことに伴い、東京証券取引所が上場廃止に係る猶予期間入り銘柄の指定を解除したと発表しており、これが好感されたようだ。同社は21年3月期に81億500万円の債務超過に陥ったが、事業の選択と集中や構造改革などを進めたことで、22年3月期末時点の純資産額は14億2500万円の資産超過となった。

■東京きらぼし <7173>  2,261円  +57 円 (+2.6%)  本日終値

東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>は連日で年初来高値を更新。29日取引終了後、グループのUI銀行が夫婦の共有家計簿・貯金アプリを開発・運営するOsidOri(東京都新宿区)とサービス提供に関する業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感された。2022年度内に、UI銀行アプリにOsidOriの提供する共有家計簿や目標貯金の機能を実装し、短期的な家計管理にとどまらず、中長期の資産形成をサポートするサービスを展開する予定。これにより、OsidOriのプロダクトやノウハウなどの強みを生かし、UI銀行におけるミレニアル世代の利用者数の拡大とサービス利用頻度の向上を図るとしている。

■JFEシステムズ <4832>  2,280円  +39 円 (+1.7%)  本日終値

JFEシステムズ<4832>は高い。午前11時ごろ、同社開発のWeb購買システム「Enterprise Commerce」が、アマノ<6436>に導入されたと発表。「Enterprise Commerce」は、インターネットを活用し購買業務を効率化するシステム。アマノでは今回、「信頼性の高いクラウド基盤でのデータ連携」「様々な購買業務に標準対応している完成度の高さ」「ユーザーの要望に応えられる機能の柔軟性」を評価し、同システムを採用したという。

■丸井グループ <8252>  2,375円  +12 円 (+0.5%)  本日終値

丸井グループ<8252>が反発。大和証券は21日、同社株のレーティングの「2(アウトパフォーム)」を継続するとともに、目標株価を2600円から2750円に引き上げた。22年3月期の連結営業利益は前の期比2.4倍の367億8400万円となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響の縮小や、前年に計上した利息返還損失引当金繰入額のはく落などが寄与した。23年3月期の同利益は前期比11.5%増の410億円が見込まれているが、同証券ではガイダンスは保守的とみており、420億円への増額を予想。独自のビジネスモデル構築が進み、22~24年度は2ケタ営業増益が続くとみている。

■安藤・間 <1719>  843円  +3 円 (+0.4%)  本日終値

安藤・間<1719>はしっかり。29日の取引終了後、18年7月に発生した工事現場(東京都多摩市)における火災事故に関する損害賠償などの損失額がほぼ確定したことに伴い、23年3月期第1四半期の業績に特別利益30億500万円を計上すると発表しており、これが好感された。なお、通期業績予想への影響は精査中としている。

■国際紙パルプ商事 <9274>  471円  +1 円 (+0.2%)  本日終値

国際紙パルプ商事<9274>は反発。29日の取引終了後、23年3月期の中間配当予想を7円から9円へ増額修正しており、これが好感された。持ち株会社体制への移行に係る吸収分割契約が承認可決されたことから、記念配当2円を実施するという。年間配当予想は17円となり、前期実績に対しては3円の増配になる予定だ。

■昭和産業 <2004>  2,542円  +2 円 (+0.1%)  本日終値

昭和産業<2004>は4日続伸。同社は29日、船橋工場(千葉県船橋市)内に新設した「船橋プレミックス第2工場」が操業を開始したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。同工場の稼働は、プレミックス事業を発展・進化させるためのもので、これにより、需要が高まる小袋製品に対応し生産能力は前設備の約2倍の年間2万8000トンとなる。

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