ダック・クリークが下落 売上高見通しを下方修正=米国株個別

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2022年6月30日 23時47分

損保業界向けソフトウェア開発のダック・クリーク<DCT>が下落。前日引け後に3-5月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想をやや上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスを公表しており、通期の売上高見通しを下方修正した。

今回の決算を受けてアナリストかたの目標株価引き下げが相次いだ。今回の低迷はマクロ環境により取引サイクルが長くなっていることが要因だという。ただ、長期的な見通しについては、概ね肯定的な見方を維持している。損保業界の弾力的で非裁量的な性質を考えると、販売サイクルは来年には正常化すると楽観視しているようだ。

(3-5月・第3四半期)

・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:0.00ドル)

・売上高:7240万ドル(予想:7220万ドル)

・EBITDA(調整後):241万ドル(予想:113万ドル)

(通期見通し)

・売上高:2.95~2.97億ドル(従来:3.01~3.05億ドル)(予想:3.05億ドル)

サブスク:1.50~1.51億ドル(従来:1.51~1.53億ドル)

・EBITDA(調整後):0.20~0.22億ドル(予想:0.21億ドル)

(NY時間10:37)

ダック・クリーク<DCT> 13.89(-4.52 -24.55%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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