ダウ平均は小動きで始まる 本日から下半期の相場入り=米国株序盤

市況
2022年7月1日 22時57分

NY株式1日(NY時間09:43)

ダウ平均   30845.89(+70.46 +0.23%)

ナスダック   11025.64(-3.10 -0.03%)

CME日経平均先物 26100(大証終比:+270 +1.04%)

NY株式市場は本日から下半期の相場に入ったが、ダウ平均は小動きで始まっている。FRBの積極利上げとリセッション(景気後退)への懸念が引き続き株式市場を圧迫すると見ているようだ。一方で値ごろ感が出ていることも確かで、下値ではショートカバーや押し目買いも入っている模様。

低金利時代に終わりを告げ、利上げサイクルが始まる中、今年に入ってから投資家は株を売り、上半期のS&P500は1970年以来最悪の6カ月間となった。FRBは成長鈍化の兆候にもかかわらず、今月のFOMCで0.75%ポイントの利上げ実施を強調する中、市場は再来週からの決算発表を前に企業業績への打撃を評価している。

一部からは、第2四半期も米GDPはマイナス成長との見方も出ている。第1四半期がマイナス成長だったことから、定義上はリセッション(景気後退)ということになる。ただ、雇用の状況など他の指標からは景気後退入りとは言えないであろうとも指摘している。

「投資家の信頼は失墜している。FRBが積極利上げを続け、インフレ抑制したいのであれば、経済は短期的に6-12カ月は痛みを伴う。景気後退のリスクが高まっていることから、年後半には株式市場のボラティリティは高まるであろう」との声も聞かれる。

アップル<AAPL> 137.02(+0.30 +0.22%)

マイクロソフト<MSFT> 256.96(+0.13 +0.05%)

アマゾン<AMZN> 107.19(+0.98 +0.92%)

アルファベットC<GOOG> 2167.46(-19.99 -0.91%)

テスラ<TSLA> 681.21(+7.79 +1.16%)

メタ・プラットフォームズ<META> 156.95(-4.30 -2.66%)

AMD<AMD> 74.26(-2.21 -2.89%)

エヌビディア<NVDA> 147.94(-3.66 -2.41%)

ツイッター<TWTR> 37.55(+0.16 +0.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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