7日の株式相場見通し=頑強な展開か、欧米株堅調受け買い戻し優勢に
7日の東京株式市場は、強弱観対立のなかも日経平均株価は頑強な値動きとなりそうだ。ここ景気減速感が株価の重荷となっている欧州株市場だが、前日はドイツやフランス、英国など主要国の株価指数が揃って上昇に転じた。これを受けて米国株市場ではリスクを取る動きが優勢となりNYダウが反発、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数もプラス圏で引けこちらは3日続伸となった。マーケットの関心が高かったFOMC議事要旨(6月開催分)の内容にはタカ派的なサプライズはなく、市場のセンチメントが改善した。ただ、連日で米10年債利回りと2年債利回りの逆イールドが発生しており、リセッションに対する懸念がくすぶるなか上値も重かった。東京株式市場では前日に日経平均が300円を超える下落をみせていたこともあり、きょうはその反動で幅広く買い戻しが先行しそうだ。一方、あすにオプションSQ算出を控えるほか、ETFの分配金捻出に伴う巨額の売り需要も見込まれていることから、積極的に上値を買い進む動きも限定的となることが予想される。日経平均は2万6000円台前半で売り買いを交錯させる公算が大きい。
6日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比69ドル86セント高の3万1037ドル68セントと反発。ナスダック総合株価指数は同39.614ポイント高の1万1361.852だった。
日程面では、きょうは6月上中旬の貿易統計、6カ月物国庫短期証券入札、30年物国債の入札、6月のオフィス空室率、5月の景気動向指数速報値など。海外ではECB理事会の議事要旨(6月8~9日開催分)、6月のADP全米雇用リポート、5月の米貿易収支など。