注目銘柄ダイジェスト(前場):わらべ日洋、イオン、ブイキューブなど

市況
2022年7月7日 11時57分

ディスコ<6146>:30150円(-450円)

大幅反落。前日に第1四半期の個別売上高を発表している。単体売上高は497億円で前年同期比24.4%増だが、前四半期比では18.2%減、会社計画の518億円も下回る形になっている。連結売上高も同様に下振れたと推定されるが、為替の円安もあって市場コンセンサスは会社計画を大きく上回っていたため、ネガティブなインパクトにつながっている。利益コンセンサスも切り下がる状況とみられる。

マニー<7730>:1404円(+71円)

大幅高。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を1870円としている。海外市場開拓で他社をリード、製品力を背景としたブランド確立にも成功しており、ニッチ分野特化で高い収益力を生み出していると評価。中国など海外向けの好調で、今期は会社計画を上回る業績を想定、来期・再来期も2ケタの増益が続くと予想している。「骨太の方針」も追い風になるとみている。

イオン<8267>:2624円(+236円)

大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は439億円で前年同期比12.0%増、おおむね想定線での着地となったもよう。GMS、サービス・専門店、ディベロッパーなどの損益が改善している。とりわけ、GMSは構造改革の効果で粗利の改善や経費抑制が進んでおり、第1四半期としては2013年来の黒字化となったようだ。経営体質の強化進展としてポジティブに評価する動きが先行している。

ブイキューブ<3681>:1226円(+70円)

大幅反発。シンガポールのEV充電サービス関連事業を行うCHARGE+へ現地子会社を通じ出資を行ったと発表している。今後、シンガポールを中心とした東南アジアにおける事業展開の支援を行うとともに、日本国内における事業展開の検討・準備を開始していくもよう。機材の設置から運営サポート、予約や課金システムの提供など、テレキューブで培った技術、ノウハウの活用が可能と考えているようだ。

わらべ日洋<2918>:2094円(+400円)

ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は16.9億円で前年同期比25.0%増益となっている。上半期計画26億円、同18.6%減は据え置いているものの、進捗率は65%に達するなど、想定以上の好進捗と捉えられている。原材料価格やエネルギー価格上昇の影響などが警戒されていたが、売上回復や商品規格見直しの効果などが顕在化しているようだ。業績上振れ期待を反映する動きに。

ヘッドウォーター<4011>:3900円 カ -

ストップ高買い気配。大成建設<1801>が提供する統合管理システム「LifeCycleOS」のパートナーに東京エレクトロンデバイス<2760>とともに認定されたと発表している。東京エレクトロンデバイスと協業して大成建設の建設DXとデジタルツインを加速させる。LifeCycleOSの適用でリアルタイムに建物情報を建物利用者や管理者に提供し、各種デジタルデータを有効活用する仕組みを構築できるようになるとしている。

デジプラ<3691>:813円(+4円)

3日続伸。6日から開催されている総合展「JapanマーケティングWeek」にサブスク型デジタルギフトサービス「デジタルギフト」を出展すると発表している。今期の目標として掲げているデジタルギフト登録数1000件やサービス認知度の向上が目的。ブースへの来場者には、すぐに利用できるデジタルギフトをプレゼントする。デジタルギフトを体験してもらい、マーケティングや社内福利厚生としての活用検討を促す。

coly<4175>:1428円(+11円)

反発。将来的なEX(エモーショントランスフォーメーション、エンターテインメントトランスフォーメーション)時代の到来を見据え、オフラインでの事業領域拡大を企図して飲食店ブランド「SugarDia」を立ち上げると発表している。テイクアウト用の揚げ菓子・ドリンクを提供するブランドで、今夏から秋頃に東京都渋谷区に第1号店をオープンする予定。スイーツとエンタメのコラボによる豊かな感情体験を日常の空間で提供する。

《ST》

提供:フィスコ

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