ケロッグ、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
シリアルなど加工食品のケロッグ<K>が小反落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。短期間にかなりのインフレに見舞われることが懸念されるという。目標株価も従来の81ドルから74ドルに引き下げている。
ウォルマート<WMT>、ターゲット<TGT>、クローガー<KR>といった小売大手が食品・飲料カテゴリーで仕入れコストを抑えるようコメントしており、同社は今後、価格転嫁が難しくなる可能性が高いという。
最近発表した北米のシリアル事業と植物由来食肉事業のスピンオフに関する最新情報は、今後12カ月間は提供されない予定で、投資のタイミングはより不透明で、一旦傍観することが最善だと指摘している。
(NY時間10:47)
ケロッグ<K> 72.24(-0.52 -0.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美