外為サマリー:1ドル136円90銭台で推移、時間外の米金利上昇が下支え
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円93銭前後と前日の午後5時時点に比べ40銭程度のドル安・円高となっている。
12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円87銭前後と前日に比べて60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。前の日に約24年ぶりのドル高・円安水準をつけた反動に加え、米長期金利が低下したことが影響し、136円40銭台に軟化する場面があった。
ただ、今晩に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が前月を上回るとの観測などから米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め加速が意識されやすく、この日の東京市場でドル円相場は下げ渋る動き。朝方には136円70銭近辺まで押される場面があったものの、時間外取引の米長期金利が上昇していることを手掛かりに午前9時50分ごろには一時137円台を回復した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0030ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=137円35銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。