東京株式(前引け)=154円高、一時下落も値を戻す
15日前引けの日経平均株価は前日比154円08銭高の2万6797円47銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億6905万株、売買代金は1兆3760億円。値上がり銘柄数は727、値下がり銘柄数は1027、変わらずは84銘柄だった。
日経平均株価は上昇。前日の米株式市場では、NYダウは下落したがナスダック指数は上昇した。為替は1ドル=139円前後の円安水準にあることも追い風となり、日経平均株価は値を上げてスタートした。買い一巡後は一時マイナス圏に下落する場面があったが、下値には再び買いが入り値を戻した。
個別銘柄では、業績の増額修正を発表したファーストリテイリング<9983>が急伸したほか、トヨタ自動車<7203>、任天堂<7974>が値を上げた。キーエンス<6861>や日本電産<6594>が上昇した。半面、東京エレクトロン<8035>やソフトバンクグループ<9984>、日本郵船<9101>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>といった銀行株が安い。