個人投資家Rょーへー:株式相場は仮想通貨市況を無視できない展開に【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2022年7月16日 11時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Rょーへー氏(ブログ「デイトレで勝てない人のためのブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2022年7月15日11時に執筆

こんにちは。『デイトレで勝てない人のためのブログ』を運営しているRょーへーと申します。16年間デイトレードを続けていますが、最近の相場はかなり難易度が高く感じています。不安定な相場、暴落相場が続く今、デイトレードというスタイルに再度注目してみたいと思います。

■株式と仮想通貨(暗号資産)

2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、熱狂的な相場となりました。当時は株式トレードをしている人と仮想通貨取引をしている人では水と油のような関係にも見えました。その値動きにもそこまで大きな相関性はなく、株式市場が上がろうが下がろうが熱狂的な仮想通貨市場は上昇の一途でした。

それからしばらくして、仮想通貨は冬の時代と呼ばれるようになりました。株式トレーダーの頭からは徐々に忘れられ、仮想通貨取引を引退する人も増えました。しかし2020年末には仮想通貨市場は強さを取り戻し、2021年に大きな復活を遂げました。そのまま上昇するかのようにも見えましたが、またしても冬の時代が到来となっています。

■株と仮想通貨に強い相関性

株式トレーダーからすると仮想通貨の動きはどうでもいいと考える向きもあります。しかし昨今の仮想通貨市場は株式市場、それも特に新興市場との相関性が強くなっています。後付けにはなりますが、2021年の仮想通貨市場大復活は、NFTゲームの普及もありましたが、最大の要因は金融緩和の恩恵である可能性が高く、これは株式市場の上昇と同じ理由と思われます。

そうなると資金の入り方、抜け方が似てくるのも自然なことなのかも知れません。6月中旬には、土日の仮想通貨の暴落を受けて月曜の株式市場が暴落するという流れもありました。ここまで強い相関性が出てくると、株式トレーダーももはや無視できない、無視するべきでないと感じています。

■仮想通貨市況を確認しながらのトレード

急激な円安が続いていますが、今はそこまで為替市況が株式相場に影響を与えることはありません。しかしひと昔前はドル円相場と日経平均株価との相関性は非常に強く、多くの人が為替レートを横目にトレードをしていました。

私は数か月前からここにビットコイン市況も加えるようにしました。すぐに連動する場合もありますが、後から遅れてついてくるケースもあるので、仮想通貨市場、特にビットコインが崩れたらいったんリスクを落とすことを心掛けています。

もちろん全く相関性なく動く日もあるとは思いますが、デイトレードを毎日する上ではこういった小さな気付き1つ1つを大切にしていくことで勝率を高められるものと思います。「仮想通貨なんて」「ビットコインなんて」という意見も根強く残っていますが、株で勝つためと割り切って一度ビットコインの動向を見られるツールの導入を考えてみて下さい。

今回はここまでですが、『デイトレで勝てない人のためのブログ』やYouTubeでは私が使っている負けない手法の内容やお役立ち情報を大量に載せました。是非『デイトレ 勝てない人』と検索してご覧下さい。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

多くの人に面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

----

執筆者名:Rょーへー

ブログ名:デイトレで勝てない人のためのブログ

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.