ジェイフロは一時S安、23年5月期は営業赤字に転落見通し
ジェイフロンティア<2934>は急反落し一時ストップ安の1972円に売られている。15日の取引終了後に発表した23年5月期連結業績予想で、営業損益を20億2800万円の赤字と赤字に転落する見通しであることが嫌気されている。
医薬品D2C事業のリピート売り上げが見込めるほか、前期にM&Aにより取得した子会社の通年寄与により売上高は166億6900万円(前期比40.4%増)を見込む。ただ、会員獲得のためのSOKUYAKU事業の広告費や新商品立ち上げを含むD2C事業の広告費などを中心に53億円弱の戦略的投資を行うことから、赤字転落を余儀なくされる見通しだ。
22年5月期決算は、売上高118億7600万円、営業利益7億3200万円となった。前期から連結決算に移行したため前の期との増減率はないものの、従来予想の営業利益8億5400万円を下回って着地した。