米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク関連の好業績に期待

市況
2022年7月19日 13時57分

(13時50分現在)

S&P500先物      3,838.80(+7.9)

ナスダック100先物  11,900.60(+23.1)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル高。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

18日の主要3指数は反落。取引序盤からのプラスを維持できずマイナスに転じ、ダウは215ドル安の31072ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ幅拡大への思惑が後退したほか、ゴールドマンの好業績を受け企業決算への期待が広がり、買いが入りやすい地合いとなった。ただ、アップルが今後の採用や投資を抑制すると伝わり、買いは徐々に縮小。インフレやリセッションへの根強い懸念に押された。

本日は下げ渋りか。前日に続き重要イベントは予定されておらず、方向感は出にくい。来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け引き締めによる影響を懸念した売りが出やすい半面、大幅利上げ回避を期待した買いが相場を支えよう。決算発表では、今晩のネットフリックスの業績改善が示されればハイテク関連が選好されそうだ。一方、今週はテスラ(20日)やツイッター(22日)が注目され、相場の動向を左右する可能性があろう。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.