サインポスト---1Qは2ケタ増収、コンサルティング事業が堅調に推移

材料
2022年7月19日 14時15分

サインポスト<3996>は15日、2023年2月期第1四半期(22年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比30.5%増の6.19億円、営業損失が0.35億円(前年同期は1.51億円の損失)、経常損失が0.36億円(同1.54億円の損失)、四半期純損失が0.44億円(同1.54億円の損失)となった。

コンサルティング事業の売上高は前年同期比25.7%増の5.95億円、セグメント利益は同49.7%増の0.89億円となった。前期に新設した部門において、受注が期初から堅調に推移した。また、既存の地域銀行の基幹システムの更改・統合のプロジェクトマネジメント支援やIT部門のプロジェクト推進の支援業務の受注も堅調に推移した。

イノベーション事業の売上高は前年同期比2,081.3%増の0.24億円、セグメント損失は0.42億円(前年同期は1.10億円の損失)となった。職域売店や社員食堂向けにEZレジの販売数が増加した。加えて、新規顧客から店舗ソリューションの開発を受託した。また、TTGにおいて、TTG-SENSE等の無人決済システムの設置が増加したことでロイヤリティの受け取りが増加した。研究開発活動は、主に顧客ニーズに合わせた製品の改良に取り組んだ。

DX・地方共創事業の売上高は0.00億円、セグメント損失は0.18億円となった。今期に新設した事業セグメントで、地域経済の持続可能性を高めることを目的に、同社のDX技術やノウハウを活用したビジネスモデルの構築に取り組んだ。また、地方共創の取り組みに賛同する協業企業を拡大するとともに、これらの協業企業と共に地域の企業の経営・業務課題を解決する態勢構築に取り組んだ。この成果として、食品ロスを低減する製品等を販売した。

2023年2月期通期の業績予想については、売上高が28.93億円、営業利益が0.26億円、経常利益が0.22億円、当期純利益が0.16億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.