テイツーは反落、第1四半期営業利益13%増も材料出尽くし感
テイツー<7610>は反落している。15日の取引終了後に第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高は64億5000万円(前年同期比2.0%減)と減収となった一方、営業利益は3億6900万円(同12.8%増)と2ケタ増益となったが、材料出尽くし感から売られているようだ。
収益認識に関する会計基準の適用の影響に加えて、古本や新品ゲームで前年の巣ごもり需要の反動があり減収となったが、新品・中古ともトレカが好調に推移したほか、中古ゲームの買い取り強化や在庫コントロールが利益に貢献し増益を確保した。なお、純利益は繰延税金資産の取り崩しの影響もあり2億2900万円(同12.7%減)だった。
23年2月期通期業績予想は、売上高264億円(前期比1.7%減)、営業利益11億円(同15.6%減)、純利益7億円(同53.3%減)の従来見通しを据え置いている。