ダウ平均は反発して始まる IBMは下落=米国株序盤
NY株式19日(NY時間09:55)
ダウ平均 31319.43(+246.82 +0.79%)
ナスダック 11475.89(+115.84 +1.01%)
CME日経平均先物 27125(大証終比:+195 +0.72%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発して始まっている。前日はアップル<AAPL>が下げを主導し、株式市場は失速したが、きょうのアップルは堅調に始まっている。
市場は決算の行方を見守っているが、弱い内容はすでに織り込まれている状況。このような場合、逆にサプライズで株価が大きく上昇する可能性があるとの指摘も聞かれる。
米大手銀の月次ファンドマネジャー調査によると、投資家は高インフレと金融引き締めが消費と雇用を圧迫するとして、株式への投資は2008年10月の水準まで急低下していると報告していた。
ただ市場からは、「第2四半期決算を前に事前に業績の脆弱性が強く指摘されていたが、これまでの報告の一部は懸念よりも良好でハードルが下がったようにも見える」とのコメントも出ていた。
取引開始前までに発表になった決算では、IBM<IBM>が1株営業利益、売上高とも予想を上回ったものの、通期のフリーキャッシュフロー(FCF)を従来見通しのレンジ下限に下方修正したことが嫌気されている。
また、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>も医薬品が好調で1株営業利益、売上高とも予想を上回ったものの、通期の見通しを下方修正した。どちらの企業とも背景にドル高圧力を指摘。
IBM<IBM> 128.15(-9.98 -7.23%)
ジョンソン&ジョンソン(J&J)<JNJ> 175.81(+1.58 +0.91%)
アップル<AAPL> 147.32(+0.25 +0.17%)
マイクロソフト<MSFT> 254.22(-0.03 -0.01%)
アマゾン<AMZN> 114.40(+0.64 +0.56%)
アルファベットC<GOOG> 111.64(+1.73 +1.57%)
テスラ<TSLA> 723.04(+1.40 +0.19%)
メタ・プラットフォームズ<META> 170.51(+3.28 +1.96%)
AMD<AMD> 83.11(+1.68 +2.06%)
エヌビディア<NVDA> 163.03(+2.02 +1.25%)
ツイッター<TWTR> 38.76(+0.35 +0.90%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美