NY外為:ユーロ売り一服、独ガス運営会社も露ガス供給4割再開を想定、警戒感も根強い

通貨
2022年7月21日 1時44分

NY外為市場ではユーロ売りが一段落した。独パイプライン運営会社ガスケードはウェブ上で、ロシアから欧州に天然ガスを供給するパイプライン「ノルドストリーム1」を通じた露ガス供給は4割再開すると想定していることを明らかにした。同時に、ロシアのプーチン大統領は、ノルドストリーム1について、カナダで修理されたタービンが「どのような状態で返却されるかは不明」で、スイッチが切られていればノルドストリーム1を通じたガス供給は停止する可能性があるとの認識を示したとの報道もある。ノルドストリーム1は定期メンテナンス終了後、21日の稼働再開を巡り警戒感が強まりつつある。

ユーロ・ドルはユーロ圏7月消費者信頼感指数速報値が過去最低を記録したため一時ユーロ売りが優勢となり1.0200ドルへ弱含んだのち、1.0216ドルへじり高推移。ユーロ・円は140円80銭から141円19銭へ上昇した。ユーロ・ポンドは0.8505ポンドへ弱含んだのち0.8527ポンドへ上昇。

《KY》

提供:フィスコ

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