バイオジェンが好決算も下落 ジェネリックやバイオシミラーとの競争激化に直面=米国株個別

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2022年7月21日 3時24分

バイオ医薬品のバイオジェン<BIIB>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力薬のテクフィデラやアボネックスの販売が予想を上回っている。通期のガイダンスも公表しており、売上高見通しを上方修正した。

好調な決算ではあったが、株価は冴えない反応。同社は決算説明会でテクフィデラとリツキサンについて、ジェネリック医薬品やバイオシミラー医薬品との競争激化に直面していると述べたことが嫌気されている模様。

(4-6月・第2四半期)

・1株利益(調整後):5.25ドル(予想:4.10ドル)

・売上高:25.9億ドル(予想:24.8億ドル)

テクフィデラ:3.98億ドル(予想:3.62億ドル)

アボネックス:2.59億ドル(予想:2.43億ドル)

プレグリディ:9150万ドル(予想:7900万ドル)

タイサブリ:5.16億ドル(予想:5.11億ドル)

スピンラザ:4.31億ドル(予想:4.30億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):15.25~16.75ドル(予想:15.49ドル)

・売上高:99~101億ドル(従来:97~100億ドル)(予想:98.4億ドル)

(NY時間14:13)

バイオジェン<BIIB> 205.05(-15.21 -6.91%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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