AT&Tが決算受け大幅安 フリーキャッシュフローの見通しを下方修正=米国株個別
AT&T<T>が大幅安。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。
同社は通期のフリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを従来の160億ドルから約140億ドルに下方修正した。成長への多額の投資と回収のタイミングに関連する運転資本の影響を反映。一方、顧客数が予想を上回ったため、通期のモビリティサービスの収入は4.5ー5.0%増に引き上げた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.65ドル(予想:0.62ドル)
・売上高:296億ドル(予想:295.7億ドル)
モビリティ:199億ドル(予想:196.5億ドル)
・EBITDA(調整後):103億ドル(予想:104.1億ドル)
・FCF:14億ドル(予想:37億ドル)
・ポストペイド型携帯加入増加数:+81.3万件(予想:+55.4万件)
(通期見通し)
・FCF:約140億ドル(従来:160億ドル)
(NY時間09:47)
AT&T<T> 18.43(-2.05 -10.03%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美