22日の株式相場見通し=7日続伸か、2万8000円台回復が視野

市況
2022年7月22日 7時59分

22日の東京株式市場は、買い優勢の地合いが継続し日経平均株価は続伸する公算が大きく、フシ目の2万8000円台を視野に入れる展開も予想される。前日の欧州株市場は高安まちまちだったが、米国株市場では好決算を発表した主要企業などを中心にリスク選好の地合いが続いた。注目されたECB理事会の結果は11年ぶりの利上げを決定、政策金利の引き上げ幅も0.25%ではなく0.5%と22年ぶりの大きさとなったが、欧州株市場への影響は限られた。米国株市場でも強気優勢の地合いが続いており、前日は米長期金利の低下を背景にハイテク株の買い戻しが継続し、全体相場を押し上げている。原油価格の大幅下落を受けエネルギー関連株が売られたものの、過度なインフレ警戒感が後退している。これを受けて東京市場でも強調展開が続きそうだ。ただ、日経平均は前日まで6日続伸し、この間に1500円近く水準を切り上げていることもあり、買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。米株価指数先物の動きに左右される公算も大きい。

21日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比162ドル06セント高の3万2036ドル90セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同161.958ポイント高の1万2059.609だった。

日程面では、きょうは6月の消費者物価指数(CPI)、6月の全国スーパー売上高など。海外では7月の仏購買担当者景気指数(PMI)、7月の独PMI、7月のユーロ圏PMI、7月の英PMI、7月の米製造業PMI(いずれも速報値)など。

出所:MINKABU PRESS

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